ダーバンの輸入生地のご紹介
こんにちは。大丸神戸店6階ダーバンです。
いつも当店のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は前回に引き続きダーバンのスーツで使用している生地をご紹介いたします。
今回は高級感が漂うインポート生地です。国産生地については前回のブログをご参照ください。
◆TASMANIAN® - Loro Piana
TASMANIAN®(タスマニアン)はロロ・ピアーナ社を語るうえでも欠かせない代名詞的な素材で、常に最高のクオリティを求めるお客様に長く愛されています。
TASMANIAN®の名称は、オーストラリアの南東に位置するタスマニア島に由来します。
この島の気候は非常に良質なウールが採れるサクソン系メリノ種の羊の飼育に大変適しています。
さらにロロ・ピアーナならではの卓越した織りと発色の技術は、ファッション性の高い仕立てに見合うスタイルまでも兼ね備えています。
TASMANIAN®は1年のうち10ヶ月間、ほぼ年間を通した着用に適した服地であり、その光沢感やヌメリは、ダーバンの原料の中でも最上位に位置付けられています。
◆Sessera - Trabaldo Togna
Sessera(セッセラ)はトラバルド・トーニャ社との協業により2020年に販売を開始しました。
Sesseraは、ポリウレタンなどの化学繊維を使用せずに原毛素材のみでストレッチ性能を実現した同社の高級素材“ESTRATO(エストラート)”をベースに、光沢と極上の手触りを加えるために特殊な仕上げを施したダーバンのエクスクルーシブクオリティです。
Sesseraの由来はトーニャ社の工場の横を流れる川の名前。人間においても生地においても重要な要素である「水」がキーワードです。トーニャ社は紡績から生地の仕上げまで一貫して自社で行い、特注の織機の製造、糸の製造工程の研究を重ね、歴史は古いながらも、新しい価値の創造にも果敢に挑戦し続けています。
さて、いかがでしたでしょうか。
2回にわたり様々な国内外の厳選した生地をご紹介させていただきました。
よろしければお気軽にお立ち寄りくださいませ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。