丹後の匠が登場!秋の装いに合わせて🍁
京都府北部に位置する丹後地方は日本有数の絹織物産地です。
古くから多くの生地や織物が生産され、日本の染め物の元になる生地としても多用されてきました。
しかし、生活様式の変化により今では驚くほど生産量は減少しています。
そこで、産地の方達は用途やデザインなど工夫を重ね、新たなものづくりを手掛けています。
現在7階中央イベントスペースで開催中の「丹後の匠展」
丹後縮緬の織元の多くはもともと問屋や小売店からの注文通りの織物を織っていました。
しかし、着物の需要が激減し、注文を待っているだけでは成り立たなくなってしまいます。
そこで、織元自身がデザインし、織りたいものを織る、または顧客から直接オーダーを受けることになって生まれた予想外の柄が織り出された着物や長襦袢。
そこには、着物を着る人だからこその機能性も織り込まれています。
着尺 税込495,000円
着物も個性を楽しむ時代。
今までに無かったパイソン柄などがプリントではなく文様が織り出されています!
着た時の立体感がとても素敵なのです♪
こちらは手描きの文様に草木染めで染められた着物や帯。
アトリエ近くで採取した植物も使われており、染めている植物そのものを描いた着物は
柄と色の親和性が素敵です。
このほか、険しい山で採取した藤の蔓から多くの工程を経て紡ぎ織られた藤布やシルク糸を編み上げたシルクニットなど、丹後の地ならではの品をご紹介しています。
秋にぴったりのイベントに、ぜひお越しください!
7階中央イベントスペース
「丹後の匠展 Vol.3」
2023年9月27日(水)〜10月3日(火)最終日は17時閉場