アンティーク工芸展
只今、大丸神戸店8階 gallery TOARTでは19世紀から20世紀初頭にかけて、ヨーロッパの熟達した工芸家達が丹念につくりあげたオールドバカラやルネ・ラリックなどのガラス工芸品を展観しています。
〇オールドバカラ〇
1764年の誕生以来、王侯貴族の御用達としてこよなく愛されてきたバカラ。
中でも19世紀後半から20世紀初頭にかけての時代は職人の技と研鑽により、バカラの歴史に名を残す数多くの名品が生み出されました。そのバカラの黄金期とも言える時代に作られた作品を「オールドバカラ」と言います。世界中にコレクターがおり、素晴らしい技術で作られた作品に魅了されます。
〇ルネ・ラリック〇
20世紀装飾美術工芸史のなかで、フランスのアール・ヌーヴォー、アール・デコの両時代にわたる類い稀な巨匠として知られています。19世紀末から20世紀初頭にかけて、アール・ヌーヴォーを代表する宝飾デザイナーとしての名声を博しました。ラリックによるアール・デコ様式のガラス工芸は、まず香水瓶によって始まりました。1912年に宝飾品の展示会を開いた後、ガラス工芸品の製造に専念するようになりました。
香水瓶、花瓶、時計台、テーブルウェア、アクセサリーなどを手がけ1920年頃からはガラスの分野でも人気作家とみなされるようになりました。
アンティーク工芸展
開催中⇒12月12日(火)
最終日は17時閉場
大丸神戸店8階 gallery TOART