神戸の風景をお楽しみください⚓
地元神戸の街を色鮮やかな木版画で伝えてきた川西 英・祐三郎親子。
作品のほとんどを神戸市に寄贈しており、今回はご家族が所蔵されていた貴重な作品をご紹介いたします。
川西 祐三郎
1923年 木版画の父 川西 英の三男として生まれ8歳から木版画を始めました。
神戸や兵庫の風景にとどまらず、ヨーロッパの風景を題材とした作品も手がけました。
港町神戸を象徴する風景をはじめ兵庫のかつての風景を木版画に。
地元企業の商品パッケージにも数多く使用されていますので目にしたことがある方もいらっしゃるのでは。
作品は全て残り1点のもの。
50枚や100枚の予定で製作されましたが、自刻・自刷りで制作されていたため、
すべてを刷り上げる前に他界され、エディション途中で終わっています。
刷られた数が非常に少ないものもあり、ここ数年で最大規模の展示内容になっています。
父である川西 英の作品には、戦前の神戸の街の様子が表現されており、そのにぎやかさが伝わってくる作品です。
ぜひ、この機会に神戸を代表する木版画家親子の作品をご覧ください。
7階南イベントスペース
川西 英・祐三郎 神戸百景
2024年5月1日(水)→5月14日(火)最終日は17時閉場