藤田 嗣治と世界を目指した画家達展
「シルヴェンヌの肖像」 墨・水彩・紙、1931年、縦42.5×横32.3cm、東京美術俱楽部鑑定有
20世紀初頭、パリには世界中から芸術を志す若者たちが集まりました。彼らがもたらす文化の混淆と、ジャンルを超えた芸術の融合は、これまでにない豊かな成果を生み出しエコール・ド・パリと呼ばれるようになります。藤田 嗣治も、日本人として近代絵画の歴史において、国際的に高い評価を得た数少ない作家の一人です。
今展では、藤田 嗣治、ピカソ、シャガールなど、当時世界から集まり自らの目標を目指した作家たちを特集して展示・案内を致します。

「カフェ」 リトグラフ・復刻版画、スタンプサイン、ADAGP印有
【作家プロフィール】藤田 嗣治
1886年 東京都牛込区に生まれる
1905年 東京美術学校西洋画科入学
1910年 東京美術学校西洋画科本科卒業
和田 英作教授の助手として帝国劇場の壁画や背景の制作を手伝う
1913年 モディリアニ、スーチンらと知り合う
1918年 シェロン画廊で2回目の個展。画壇にフジタの存在を知らしめる
1919年 初めてサロン・ドートンヌに出品、
6点全て入選し、会員に推挙される
1921年 サロン・ドートンヌの審査員に推挙され、
画商が作品を奪い合うほどの人気となる
1923年 サロン・ドートンヌ第16回展に「五人の裸婦」出品
サロン・デ・チュイルリーの会員となる
1924年 第5回帝展の委員となり「静物」を出品
1925年 レジョン・ドヌール五等勲章受章
日仏芸術社主催 第二次フランス現代美術展に油絵3点と版画を出品
1927年 銅版画2点がルーヴル美術館に収蔵される
1929年 17年ぶりに帰国、朝日新聞社屋、日本橋三越本店で個展開催
版画集「猫十態」「小児銅版画集」を制作
1931年 10月マドレーヌを伴い中南米の旅に出発 1933年に帰国
1934年 二科会会員に推挙される
第21回 二科展に27点を特別陳列
1937年「自画像」がパリ国立近代美術館に収蔵される
1938年 竹谷 富士雄らと共に沖縄を旅行する
1940年 第二次世界大戦の戦火迫るパリを脱出、日本へ帰る
1941年 帝国美術院、国際文化振興会から文化使節として仏印に派遣される
1947年 ニューヨークのケネディ画廊で個展開催、好評を博す
1949年 渡米しニューヨークに滞在中51番街の画廊で近作展を開催後渡仏
1951年「我が室内」「アコーデオンのある静物」などをパリの国立近代美術館に寄贈
挿画本「魅せられたる河」制作
1955年 フランス国籍取得
挿画本「海龍」制作
1957年 オフィシェ・ド・ラ・レジョン・ドヌール勲章受章
1959年 カトリックの洗礼を受ける。洗礼名「レオナルド」
1960年「時代の証人の画家たち展」に出品
挿画本「小さな職業人」制作
1961年「ヨハネ黙示録展」に出品
ローマなど欧州主要都市77都市で開催
1963年 挿画本「四十雀」制作
1966年 第2回 近代日本洋画名作展に出品
1968年 逝去 享年81歳

会期/2月4日(水)~10日(火)※最終日は17時閉場
会場/大丸神戸店 8階 gallery TOART(ギャラリートアート)
galleryTOARTではInstagramでもご紹介しています。
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