COLOR CLOSET
なりたい私に、輝く私に、
もうひとつのクローゼットの提案。
そのクローゼットの中には無限の私が息をひそめている。
鏡に映る身体のすみずみに問いかける。今日の私はどんな私になりたいの? 肌に手をあてて、すこし考えこむ。
手のひらに、肌そのものに生き生きと血が通う感触が伝わる。
丁寧に手をかけるほど、逆に素肌が研ぎ澄まされるような不思議なパラドクスが息づく―。
瞬間、恋の衝動のような唐突さで、色が選ばれ、カタチが遊ばれていく。
faceの透明なキャンバスの上で、ココロの火花がはじけ、鮮やかに彩られ、今日の私が、「今日なりたい私」へ解き放たれる。