ストリートアートの軌跡
Nick Walker「MONA SIMPSON」
SILKSCREEN PRINT - Handfinished、49.8×34.8cm、2025年
元祖ストリートアーティストのKeith Haringを筆頭にBANKSYに影響を与えたNick WalkerやノルウェーのレジェンドDOLK、抽象ストリートのパイオニアであるSheOneなどその他、多数の世界で活躍している現代アーティストの作品が集まりますので是非この機会をお見逃しなく。
SheOne「THE EVENTUAL PAST」
スプレーオンキャンバス、79.5×79.5cm、2025年
【 プロフィール】 Nick Walker(ニック・ウォーカー)
Born: 1969年 Place of birth:イギリス、ブリストル
彼は、10代の頃にグラフィティに魅了されて以来、アーバンアートを実践・探求し、常に革新を続けています。
彼の作品に登場する最も有名なキャラクターは、帽子を被った紳士「Vandal」です。ニックの分身とも言われており、殆どの場合、黒い服を着て、後ろを向き、手にはスプレーを持っています。
1980年頃に始まったステンシルグラフィティムーブメントの一員であり、彼のステンシルの技法はバンクシーにも影響を与えたと言われています。
近年もアートが盛んなブリストルやニューヨークを中心に活躍しており、多くのメディアでも取り上げられるなど、世界的に注目されているアーティストです。
-略歴‐
1992年 ステンシルとフリーハンドの作品を組み合わせ始める。
1999年 スタンリー・キューブリック監督の映画でニューヨークグラフィティの街並みを表現。
2006年 イギリス、ロンドンにて個展を開催。「Origin of the Species」
2007年 イギリス、ブリストルにて個展を開催。「The Art of Nick Walker」
2008年 “Moona Risa” が推定価格の10倍以上の価格で落札される。
LAとロンドンでコレクターが列をなし、ニックの作品は完売した。
2011年 ニューヨークのホテルから依頼を受け、レストランの壁に作品を描く。
2016年 ニューヨークにて個展を開催。「The Last Ride」
2017年 ニューヨークにてグループ展を開催。「The Collaborations-Part1」
2019年 パリにて個展を開催。「Can't Stop, Won't Stop」
ニューヨークにてグループ展を開催。「Here and Now」
【 プロフィール】 SheOne(シーワン)
Born: 1969年 Place of birth:イギリス、ブリストル
1980年代初頭にイギリスで起こったストリートアーティストの第一波の一人として活躍しました。
シーワンは10代の頃、キース・ヘリング、ジャン・ミシェル・バスキアなど、ニューヨークの「ニューウェーブ・アートシーン」に影響を受けて絵を描き始めました。2000年代半ばには、一目で彼の作品と分かる、極めて個性的な単色の抽象的なスタイルを確立し、抽象グラフィティの先駆者として、世界中で展示を行うようになりました。
黒は彼にとって最も重要な色であり、彼の魅惑的な作品の細部の重要性を強調するために使用しています。また、対照的な線、鮮やかな色、特徴的な形の数々によって表現される、生き生きとした動きと生命力を特徴とする独自のスタイルを確立しています。
彼の独特のテクニックとイメージメイキングへのアプローチは、ギャラリー、ファッション業界、国際的なブランド、共同の製品デザインなど、幅広いプロジェクトにつながっています。
- 略歴 -
1969年 ロンドンに生まれる。本名はJames Choules(ジェームス・チョールズ)。
1990年 ストリートに描くグラフィティからキャンバスに描く作品へと移行する。
1994年 Futuraと出会い親交を深める。
2000年 ニューヨークで個展を開催。『GRAFFITI RETAIL』
2002年 東京で展覧会を開催。『DIGITAL BAROQUE』
2008年 オーストラリアでインスタレーションを開催。『LIVEPAINT』
2012年 パリにNick Walkerとコラボレーションした壁画を残す。
2013年 東京で個展を開催。『DISTILLED』
2017年 ロンドンで個展を開催。『DISTILLED』
2021年 バルセロナで個展を開催。『DRAP ART FESTIVAL 25』
gallery TOARTではInstagramでもご紹介しています。どうぞご覧くださいませ♪
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会期/6月4日(水)~10日(火)※最終日は17時閉場
会場/大丸神戸店 8階gallery TOART(ギャラリートアート)