URUSHI 蒔絵・沈金逸品展5/30日(火)まで
田崎昭一郎「富士雲海」
■田崎 昭一郎(師:一后一兆)
1931年 輪島市生まれ
1996年 紫綬褒章受賞
石川県立輪島漆芸研修所 講師 25年間 勤務
日展 5回入選 / 石川現代美術展 16回入選 / 日本伝統工芸展 25回入選 / 石川の伝統工芸展 25回入選
日本伝統漆芸展 17回入選 他多数
「平目地牛蒔絵長硯箱」明治時代
日本人と漆のつきあいは、1200年前に遡ることが明らかにされています。
近世になるとヨーロッパなどの富裕層へ輸出されるようになりそれ以降、漆は身の回り様々な家具、調度、婚礼用品、装身具に塗られ、日常生活になくてはならないものになりました。しかし近年生活様式の変化とともに漆工芸も形を変え対応し、時代を超えて受け継がれた意匠、作家たちの創意工夫によって生み出された作品と伝統技術を基礎に金・銀、色漆や色粉、青貝などを用いた蒔絵・沈金の伝統技法によって制作された漆工芸の逸品を展示しています。
江戸明治時代に制作された貴重な作品と現代の作家が伝統的な技法で制作された逸品をぜひごらんください。
URUSHI蒔絵・沈金漆芸逸品展
開催中→5/30(火)
最終日は17時閉場
大丸神戸店8階 gallery TOART