ツクリテ・ツカイテ・ツナイデイク・・・「かがわのものつくり」をご紹介!
瀬戸内で育まれた豊かなものづくりをご紹介
「うどん県」や「アート県」と呼ばれる香川県には、ユニークなデザインと実用性を兼ね備えた工芸品が数多く存在しています。
日常をちょっと明るく、ちょっと豊かにしてくれる″メイドイン香川″のよいモノが大丸神戸店に初登場♪
10月18日(水)~24日(火)の1週間、7階中央イベントスペースが香川一色に染まります。
合計9ブランドが登場する「かがわのものつくり」。
ユニークな出店者をご紹介していきます!
■香川漆器〈さぬきうるしSinra〉
Sinraは、古くから伝承されてきた漆の技術をこれからも紡ぎ続けるために生まれました。若い職人たちがこれからの漆の世界をもっと広く、際限なく紡ぎ続けるために。
技術や考え方に、絶対的な決まりはなく、寛容な心、柔軟な思考を持つことこそが新しいものが生まれるきっかけになります。
そして、その心は作品にも表れ、使い手にも伝わるはず・・・。
Sinraの第一のコンセプトは作り手を守り育てること。
漆芸の世界では、才能豊かであっても仕事がなく、なかなか漆芸を続けていける人材が育たない状況にあります。そこで、仕事をつくり繋げることにより、漆芸が「職」として生き残り、伝統が継承されると考えています。
そして、もう一つ大切なことが、使い手を育てること。
小さいころから漆のうつわに親しみ、使い続けることで作り手の技術が受け継がれていきます。
日用品を中心に発展してきた香川漆器。
独自の技法を創出し、今も多くの作り手が伝統技術を大切にしながら新しいものづくりを続けています。
Zoukokuシリーズ
香川に伝わる伝統漆技法のひとつ「象谷塗」
庵治石の粉を使いアレンジしました。
木地のうえに石粉と漆で模様をつけ、水辺に自生する真菰(まこも)の粉を蒔き、
さらに漆を摺り込んで艶をつけています。
侘び寂びを感じさせる質感は、味わい深く、使い込むほどに渋みを増す特徴があります。
マットな仕上げと程よい凹凸が手に馴染み、重厚な見た目に反して、
木製ならではの軽さが感じられる器です。
左から
▷ぐい呑み 掌 税込11,000円
サイズ:直径70×高さ30mm
▶ぐい呑み 武 税込13,200円
サイズ:直径75×高さ45mm
▷ぐい呑み 柔 税込13,200円
サイズ:直径65×高さ60mm
▶フリーカップ 小 税込11,000円
サイズ:直径90×高さ90mm
内側は拭き漆仕上げ。国産材の美しい木目が楽しめます。外側の象谷塗の質感とのギャップも楽しんで🍶
Ishiko 箸
石粉(いしこ)塗はSinraによる新しい技法です。
香川原産「庵治石」の細かい粉を漆に混ぜて塗ることにより、金属カトラリーを使っても傷が目立ちにくく、指紋が付きにくい漆器です。
こちらは箸先を出来る限り細くした使いやすいお箸。
各税込3,850円
サイズ:23cm
カラー:朱、黒、紫、緑、黄、灰、紺
しっとりとしたカラーリングがいい!
初めて漆器を使う方にも優しいSinraのうつわたち。
使うことで未来に繋ぐことができる。想像しただけで嬉しくなりますね。
この他にもワクワクするようなものをたくさんご用意しています。
ぜひ、この機会に香川をもっと知ってみませんか?
7階中央イベントスペース
うどん県だけじゃない香川県
2023年10月18日(水)~10月24日(火)最終日は17時閉場
主催:香川県、一般財団法人かがわ県産品振興機構